海月 作曲:hige 作詞:mallo それさえ見付けられないし 君のこともわからない けれど愛し続ける 君がそこにいる限り 黄昏に映る君の姿さえ おぼつかないものだった 気付けば気付くほど 僕は輪郭を失ってゆく それは海月のような形さ 君は今どこに? 何を探しているの? 僕が見えるものなの? きっと見えない けれど見たい 見いだしたいんだ 波は揺らいでいるだけで 進みもしないし退けもしないんだ それさえ気付かないし 君の姿も見えない 暁の群青の 澄んだ鏡には僕が映っていない 揺らいでいく想いよ 彼女に届いて欲しい 崩れゆく姿よ いつか形を留めて欲しい きっと見つける だから見るんだ 見いだしたいんだ 無秩序な世界に彼女は葬られたのか? 濁りきった海は ハッキリと君を映していた 僕も映っていた やっと見つけた だけど見るんだ 見いだしたいんだ 腐敗した僕の形に 寄り添う彼女は何も言わず・・・ 君も同じだったんだ だけどもう心配ないよ 一緒だね 澄み切った僕達に 澄み切った海は僕達を隠すんだ